愛のあるなしで見れば悩みなんてなくなる
生きていく上で悩まされるほとんどが人間関係だと言われています。
私は心の在り方で現実が変わることをお伝えしていますが、人間関係をスムーズにして悩みを減らしていく上でおすすめの方法があります。
それは『そこに「愛」があるかどうか』をみてほしいのです。この「愛」というのは相手の中にあるかどうかだけではありません。自分にも「愛」があるかどうかを確認してほしいのです。
愛のない人生
なぜなら自分が持っていないものを人に与えることは出来ないからです。そして心のあり方が現実に現れてくるのであなたに愛がなければずっと愛のない現実がやってくるのです。愛のない人生というのは例えば自分と同じように愛のないものがどんどん引き寄せられてくるので永遠にあなたは愛を手にすることが出来なかったり、あなたが人に愛を与えないように人もあなたに愛を与えようとは思わずに離れていってしまうのです。
もし相手に愛があったとしてもあなたが自分に愛がなければ、相手の愛を疑い信じずにいます。そして相手に愛を求めるばかりで一向に愛を与えようとはしません。自分の中に愛がないので与えることが出来ないからです。そうなると相手はあなたからどんどん離れていきます。そしてあなたに愛がないことで、同じように愛のない冷徹な自己中心的な人間ばかりが寄ってくるようになります。それもあなたの心に愛がないのでそのような現実を見せているのです。
『あなたは自分を愛していますでしょうか』
自分で自分を愛していなければ人を愛することも自分が心から望む幸せな現実も一生やってこないのです。
愛のある関係
人間関係を今一度見直してみてください。周りを見ても愛のない行為、発言しかないのならばあなた自身に愛が足りないのかも知れません。なぜならあなたが自分を愛して自分を大切にしていれば自分を傷つけたり愛のないことをしてくる人にすぐに気づくことができ、すぐに離れることができるからです。そもそも深く関わろうとすらしないでしょう。しかし自分に愛がない、つまり心がスカスカの状態だと愛を外側に求める一方で実際に自分が愛で満たされることはなく心がすり減っていく現実を繰り返していきます。
あなたが自分を愛で満たしていけば自分がどんな人と関われば良いのか自然と分かります。愛に満たされた自分が心地よいと感じる人間関係をつくれば良いのです。それはあなたの心が満たされなければ気づく事が出来ないのです。
自分が愛で満たされていれば相手にも愛があるのかどうかすぐに見分けることが出来ます。『愛を持って関係を築けているとお互いが実感できる関係』それが愛のある関係だと思います。どちらかが一方的に与え続け搾取されているように感じたり、すり減ってばかりの関係は決して愛のある関係でありません。それぞれが愛で満たされ、さらにお互いで愛を循環させ愛を大きくできる関係が最も理想の関係と言えます。
ここで恐ろしいのがお互いが枯渇した状態だとその満たされていない状態を通常だと思い込み、常に苦しみお互いを傷つけあいながら生きるという共依存という関係になることもあります。その状態ではお互い一生幸せだと感じることは出来ません。依存してしまっているので断ち切るには勇気と自分の強い意志が必要にはなりますが、「自分を愛し大事にすること」「自分の心を満たすこと」を根気よく続ければ必ず自分でそれが良くない関係だとはっきり気づく時がきます。理想の人生というのはあなたが無理することなく生きやすく心から幸せだと感じる人生です。これは間違いなく誰しもが自分で作り出せると思います。だから今の苦しんでいる状態というのが不自然なことである事に一刻も早く気づいて欲しいと思います。
現実とは自分の心が映し出すものである
私自身も自分は幸せになることは出来ないのかなとすら思っていましたし、この世には必ず幸せになれる人と必ず幸せになれない人がいるのだと思っていました。そんな過去にどん底を感じていた私ですらびっくりするほど生きやすく、これまでの悩みが嘘のように消えていきました。そのものを「悩み」にしていたのは紛れもなく枯渇していた自分の心が映し出していた幻想だったと気づくことが出来たからです。「自分の心を満たすこと」「自分に愛を注ぐ大切さ」をはっきりと知ることが出来ました。
このように愛があるかどうかでみた時に相手や今の関係の中に愛がないと気づいたら、そのことに対してあなたが悲観したり傷ついたり悩み続ける必要は全くありません。先ほどもお伝えしたように相手に愛がないのならその相手はずっと愛のない世界に生き続けるだけなのです。あなたと住む世界が元から違っていたのです。あなたが他人から傷つけられていいなんてことは絶対にありません。あなたが理想の人生を生きる時にあなたを傷つけたりあなたの心をすり減らすような物事や人は一切必要ないものです。
悩みが尽きない方はぜひそこに愛があるのかどうか改めて見てみてくださいね。
風羽 玲亜
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