過去の私
毎日毎日不幸だと悩み続けていた自分に声をかけるとすれば私は「自分が幸せだと感じる時間をどんどん作って」と声をかけると思います。(他にも「悩んでいる時間がもったいないよ」「大切なことに早く気づいて!」と今なら言いたいことは沢山ありますが笑)
悩んでいる時ほど辛くてネガティブな感情をもっている時間がとても長いです。当時の私はどこか悩んでいる自分にも酔っている悲劇のヒロインのようなところがありました。だから今の自分が辛くて悩んでいるんだと実感できる時間を余計に持っていたようにも今となっては思います。
そう浸っていることで結局思い通りの人生を歩んでしまっているのです。当時は「自分の信念や感情が現実を作っている」なんてことに全く気がつけなかったのですが、振り返ってみてもどんな時もその法則は成り立っていたのだと感じます。
今の自分が悩むことを優先し、悩む時間を増やしているから不幸な毎日を過ごしてしまっていたのです。
であれば一刻も早くその時間を減らし、楽しい感情を増やすことで現実はどんどん楽しいものへと変わっていくのです。
どこかで「悲しみに浸っていたい」と思い込んでいたので多くを悩む時間に費やしてしまっていたのです。もっと時間を楽しいことや幸せだと感じるものへ使えばもっと早く苦しい毎日から解放されていたと思います。
あなたは生活に追われ仕事に追われて「自分が楽しい」「しあわせだ」と感じる時間を作れていますか?
何もせずにずっと幸せに生きることは私は難しいと思っています。
強い心は永遠には保たない
幸せに生きている人は元から上手に自分の心を満たすことや自分の心を大切にすることを自然にできているように思います。でなければ誰にでもいろんな出来事が起きます。心は何もせずに痛めつけたり無理することばかりが続ければどんなに心が豊かな人でもあっという間にすり減り不幸な毎日へと変わっていくからです。何もせずにどんなことにも打ち勝つ強い心というのは存在しないと思っています。強い心にするために心を満たしたり無理しないようにすることがマストだからです。
過去の私も心は誰にも負けないくらい強いと思っていました。しかしその思い込みがそもそも大きな間違いで、過信に過ぎませんでした。無理することが当たり前でどんどん無理をさせ痛めつけ、それと比例するかのようにどんどん自分のことが嫌いになっていきました。
卑屈になり物事を捻じ曲げて考え、人間関係も最悪で益々心は苦しくなっていきました。
心に栄養を与えていかないと心はいつしか壊れます。そのためにも自分が幸せだと感じる時間を作ってほしいのです。心から感動するようなこともそうです。心が潤うような刺激を与えてあげて幸せだと感じる心にしていてほしいのです。
それをせずに心を酷使して続けてしまうと過去の私のように何をしても感動もなければ自分が何が好きで何をしたいのかもわからなくなってしまいます。
忙しい毎日を過ごしていてもその中に自分の楽しい幸せだと感じる時間があるのとないのでは心は明らかに変わっていきます。
現実は心のあり方が大きく反映されます。
幸せな人と不幸な人の違い
同じように忙しくても幸せな人生だと感じる人と不幸だと感じる人に分かれてしまうのはそういう理由があるのです。
あなたは自分の心に栄養を与えていますか?幸せそうな人の真似をして過ごしてもあなたが幸せだと思えないのなら、心に栄養が足りていないからなのです。
それを勘違いして自分の努力が足りないからだとさらに追い討ちをかけてしまう人も実は沢山いるのではないかと思います。これもまさに過去の私の行動です。
ですが決してそうではありません。人それぞれ幸せだと感じるものはバラバラだからです。心の感度は人それぞれです。どうか心を苛めずにあなたが感じる幸せをぜひ見つけてください。そして積極的に心に栄養を与えることをしていってくださいね。
それだけであなたの生活、そして人生に潤いと生きがいを感じる毎日を過ごす事ができると思います。それがたとえ豪華なものや派手なものではなくてもきっとあなただけが感じる最高の幸せな人生だと気づくと思いますよ。
風羽 玲亜
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