引き寄せの法則
あなたは引き寄せの法則というものをご存じですか?
引き寄せ難民、拗らせ難民で情報ジプシーだった私でも今ではとても生きやすく理想的な人生を歩むことが出来ています。
引き寄せの法則という物は名前は知っていましたし何度も本で読んだことのある事だったのですが「そんな魔法のようなことが現実に起きるわけないでしょ」とずっと思っていました。
しかし拗らせている間も実は自分の願い通りに物事が叶っていたことに気がつき、今ではこの引き寄せの法則を理解し望む以上のものを引き寄せて楽しくワクワクとした毎日を過ごしています。
実はあなたが気がついていないだけで引き寄せの法則という物は起きているのだと私は思います。
引き寄せられる仕組み
私は長い間とても苦しく辛く幸せになりたくて必死にもがいて生きていました。そう聞いて「引き寄せの法則が通用するのならば、幸せを引き寄せてすぐに幸せになれるのではないのか?引き寄せられてないじゃん。」と思う人も多いかもしれません。
引き寄せの法則というのは願いが叶う法則でもありますがお祈りのように心で願い望めばなんでも叶うということではありません。当時の私はなんでも叶うおまじないのようなものだと思い込んでいました。
同じエネルギーの物が引き合う。これが引き寄せの法則で起きていることなのです。
つまりネガティブなエネルギーを持っていればネガティブな物事が引き寄せられますし、良いエネルギーであれば必然的に良い出来事が引き寄せられてくるのです。
そもそも私たち自身がエネルギーの集合体と言われています。そして私たちのエネルギーを司るもの、それは私は心だと思っています。
心で感じているものつまり『感情』が私たちの魂のエネルギーとなって存在し、そのエネルギーが引き寄せてきたものが私たちの目の前の現実なって現れているのです。
あなたは自分の感情に気がついていますか?何か大きなできごとがない限り私たちは自分の感情に逐一意識を向けることは少ないように思います。しかし他人を見ていれば分かるように嬉しそうな人が放つオーラや雰囲気、落ち込んでいる人の暗いオーラや澱んだ雰囲気というのはなんとなく感じると思います。
私たちの目は目自体を見ることが出来ないように、自分で心の中で起きている感情に気がつくことはなかなか出来ません。ですが、それを意識的に行うことで自分のエネルギーをコントロールできるようになるのです。
エネルギーをコントロールすること
ここで勘違いしてしまうのが、感情に意識を向けてコントロールするということを「良い感情だけ残してあとの負の感情は押し殺そうとしてしまうことだと思ってしまうことです。
ではこの場合の引き寄せはどうなるのか。
そうすると「負の感情を消さないと!」「こんな感情を持ってはいけない!」と一生懸命負の感情をどうにかしようとしてしまいます。これはつまり一生懸命負の感情に注目していることになるので自分のとって負の感情を持つような出来事がもれなく引き寄せられてきてしまうのです。
分かりやすい例で言うと何かをしようとした時に「よし!やってみよう』という気持ちを持ちつつも「どうせ私はツイてないし」「どうせ無理だな」などネガティブな感情を持っていると結果は失敗に終わり、あなたは「ほらやっぱり思った通りだった」と思うのです。みなさんも一度はそのような経験があるのではないでしょうか。
感情のエネルギーの中で負の感情が圧倒的にパワーが強いです。どんなにポジティブな人でもネガティブな人とずっと一緒にいればネガティブよりになります。それほど何倍も負のエネルギーは強いのです。
ですが生きていれば必ずショックなこともありますし、負の感情を抱かない人間というのは存在しません。負の感情がないと人は成長できずに全てを楽観的に捉え、ここまで大きな成長を遂げることもなくとっくの昔に絶滅していたことでしょう。負の感情があるから努力し、負の感情があるから備え、自分を磨こうとするのです。
では負の感情が起きたらどうすれば良いのか。
足掻いたり抵抗したり否定したりと反発するのではなく、ただ受け入れてそう感じている自分を求めてあげるのです。その感情を否定すればするほどその感情は根深くあなたの中に残ります。
感情を否定したらどうなるか
あなたの周りにもいつまでも昔の恨みつらみを言い続けている人はいませんか?
これがまさに消化しきれなかった感情がいつまでも根深く残ってしまっている証拠なのです。その人を観察すれば答えは明確ですがその人は幸せな人生を歩んでいますでしょうか。幸せそうに見えますでしょうか。
私の知り合いにもこういう人がいましたが、毎回お決まりのように愚痴大会が始まるので周りは嫌気がさして離れていってしまい、いつまでも満たされずに孤独で寂しそうにしていました。
このように感情は私たちの生き方にとても影響するものです。この仕組みを理解しておくと、自分の感じていることや感情を意識するようになり、良い感情を保とうとすると思います。言い方を変えるのなら自分の機嫌をとるというような感覚です。
最初は慣れていないのでこの感情に意識を傾けるというのは身についてこないと思います。ですが自分と向き合う時間を意識的に取るようにしたりあえて孤独の時間を作るようにしてみてください。そうすると静寂の中でも自分の中でさまざまな感情が湧き上がっている事に気がつくと思います。
そうして感情と向き合い、感情が常に生きている中で存在していることに気がつくと意識せずとも自然と今自分が何を感じているのか分かるようになってくるのです。
私たちは日々多くの雑音の中で過ごしています。自分以外の事に振り回されやすい状況に常に身を置いてしまっています。だからこそ慣れるまではこういった時間を積極的に取ることをオススメします。可能ならば1日の中で10分でも良いので毎日とると尚良いと思います。
過去の私と今の私の変化
当時の苦しんでいた頃の私と今の私とでは感情の起伏の大きさは天と地ほどの差があります。
過去の私は気分の浮き沈みも多く、ベースは低空飛行状態でした。心は常に不安定な状態だったから不安定な現実が起き続けていたのです。そんなアップダウンの激しい現実に常に疲れ果てて生きていました。
今は感情のベースはとてもおだやかですし幸せだと感じることや喜びや発見や気づきが沢山あり毎日とても楽しく過ごせています。こうなってからは頻繁に嬉しい引き寄せが起き続けています。
嬉しい贈り物が来たりベストタイミングで素晴らしい出来事が起きたり、無料でいろんなサービスを受けられるようになったり素晴らしいご縁ができて憧れの方とお話しする機会をいただけたり。このように数えきれないほどの素晴らしいミラクルが起きて続けているのです。
嬉しい引き寄せが起きることで何度も幸せな気分を味わう事になり、またそれがさらに良い引き寄せを起こすという幸せの数珠繋ぎを起こすことになるのです。
引き寄せマスターというのは引き寄せをたまたまとか一回きりで終わるのではなく、このように引き寄せの好循環を常に起こし続けているのです。
これを可能にするのが何度もお伝えしているあなたが常に感じている事、つまりあなたの『感情』なのです。
過去の私のように引き寄せられずに悩んでいる人や自分も引き寄せマスターになりたい!と思う人は是非自分の感情と向き合い、常に自分が何を感じているのかに意識を傾けてみてくださいね。
風羽 玲亜
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