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いい加減気づきましょう

私たちは何故悩むのか

あんな風になりたい、私はなんでこうなんだ、どうすれば変われるんだ

このように私たちは生きている中で幾度となく悩みます。過去の私のように365日悩んでしまうと、いつしか心も身体もぼろぼろになり余計に苦しむ人生になってしまいます。

ですがそうやって私たちは悩むこと=苦しめるもの、まるで悪きものとして捉えがちではないでしょうか。

私自身そうやって悩み苦しむ自分にも嫌気がさしていました。なんでこんなに悩むんだろう、なんでこんなに気にしてしまうんだろうと繊細な自分を責めて更に苦しみ続けていました。

しかし、いい加減気がついたのです。

悩むのは、私の中に幸せに生きたいという思いがあり、それほどまでに自分と自分の人生を大切にしたいという愛がそこに存在していたのです。

必死な時ほど大事な事に気がつけない

私達は必死であればあるほど肩に力が入り大事な事を見落としてしまいます。視野は狭くなり、自分よりも周りの人や物ばかり見て落ち込んだり騒ぎ立ててしまうのです。

でも一度冷静になって考えてみてください。

人が本来の力を発揮できる時、それは間違いなくリラックスしていたり落ち着いている感覚がある時です。

オリンピック選手でも記録が良い時やメダルをとる時に頭が真っ白で何も覚えていないという発言はあまり聞いた事はありませんよね?緊張はしていてもどこか冷静で俯瞰して自分を見れている事が大半です。だからすぐに試合後の興奮状態でもしっかりとコメントができるのだとも思います。

自分のことでも振り返ってみてください。頭が真っ白な時ほどパフォーマンス力は落ち、後からももっとこう出来たのにと悔やんだ経験はありませんか。

深く深呼吸をして体の力を緩めるようにすると気分は落ち着きリラックスできます。そうすると頭の中も少しずつ整理されていくのを感じると思います。

必死の時というのはその真逆の状態です。顔を含めて全身に不要な力が入り、呼吸も浅く気も散漫な状態です。そうなると判断ミスは多発して余計に事態を悪化させますし、そもそも自分がどうしたいのか本当の自分を完全に見失っている状態です。

現実は心のあり方、そして感じている事が反映されます。幸せになりたいのなら、感情を穏やかに保つ事で引き寄せたいものを引き寄せられますし、本当の自分自身にも気がつけるのです。

答えを外に探しに行っていませんか

悩んでいる時、私たちは周りに自分の答えを探そうとします。

過去の私自身がそうでした。ネットや本を駆使して幸せを探し求め、周りに相談したり占いや修業に行ったりしましたが、どこにも私の悩みを解決するものはありませんでした。答えというのは外にはありません。必ず自分の内にあるのです。

自分をリラックスさせて出来るだけ力を緩めて深く深呼吸をしてみてください。気がつかないうちにものすごく力んで力が入っていた事に気がつくと思います。

そして自分がずっと悩み続けている事や自分の思いや考えを見直してみてください。

それらに対して本当にそうかな?と俯瞰して見つめてみてください。

「私はなんて不幸なんだ」「何でこんなに恵まれていないんだ」そう悩み続けていた私ですが、本当にそうかな?とみてみたら、それは私が「辛い」「苦しい」という物ばかりにフォーカスしてそう決めつけてしまっていただけで、これまでの自分の幸せや恵まれていた事や豊かさや愛を忘れていたり見ないようにしていただけだったのです。

思い込みや意識というのは、このように現実を全く違うものへとすり替えてしまうのです。ですがそれは実はあなたの思い通りにしていたという事なのです。

私も飽きるほど悩み倒しましたが、私が悩んでいたことってなんて簡単に紐解けるものだったのかと拍子抜けしました。

こんなに悩み続けてしまったのは余計な力を入れ余計な思い込みで自分を縛り付けていたから、いつまでも大事な事に気がつけなかったのです。

あなたは十分悩み苦しみました。もう嫌だと何度も思ったと思います。ですかもういい加減気がつきましょう。

そうやって苦しめていたのは自分だったのだと。

あなたの探し求めていたもの、そしてとても大事なものというのは外にいくら探しても見つからないのです。なぜなら既にあなたの中にずっとあったのですから。

いい加減気がついてください

いい加減今まで忘れさり放置してしまっていた自分の中の愛とこれまでの素晴らしい人生の瞬間を思い出して気がついてあげてください。

あなたはとっくに幸せであったし、とっくに豊かですし、素晴らしい唯一無二のあなたなのです。

この事に気がつけたらあなたはもう過去の悩んでいたあなたではありません。もうそこからは素晴らしい未来と素晴らしい自分として楽しく人生を謳歌することができるのです。

私たちは幸せになれる力を誰もが持っています。そこに早く気がつけるかどうかなのだと思います。

いい加減気がつきましょう。ずっと気がついてほしくて仕方のなかったあなたの内にあるものに。

いい加減気がつきましょう。あなたの悩みはあなたが勝手に作り上げていたものだったという事に。

いい加減気がつきましょう。あなたは自分の思い通りに生きることができるという事に。

風羽 玲亜

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