望まないものを引き寄せてしまう理由
こんにちは!。風羽 玲亜(かざはね れいあ)と申します。
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あなたは今、幸せに生きていますか?私たちは日々無意識に選択をし行動し、それが積み重なって人生となっています。
この「無意識」というのは簡単にいえば過去の自分によって作られたものです。これまで周りから色んなことを言われ続けた自分、トラウマや傷を負った自分、いろんなことを経験してきた過去の自分によって思い込んだり信じたものの集まりです。
いつの間にかそれが自分の価値観や信念になってしまっているわね
これがよくきく潜在意識とよばれるもので深層意識ともいわれます。
逆に自覚できている部分を表層意識、顕在意識といわれ今の自分を表します。
私たちは無意識に選び行動していることがほとんどです。ですのでこの無意識の部分が今の自分が望まないものを引き寄せてしまう原因と言われているのです。
私たちはそうやって自分の生き方に制限をかけ、生きづらい人生を自ら作り出してしまっているのです。
今日はその「制限に気がつき制限を外すことで幸せを実現する」ことについてお話をしたいと思います。
過去の自分が今の自分を幸せから遠ざけてしまっている
例えば過去に、太っているといじめられた人は「太っている自分はいやだ!こんなんじゃまたいじめられる!」と傷を負っています。それが癒えないままだと太っている自分がイヤなのに太り続けたり、または太っていなくても自分は太っていると思い込んでしまうのです。
周りから何度も言われたことも無意識下には深くすりこまれています。兄弟がいて自分が兄や姉だと「お兄ちゃんだから我慢しなさい」「妹に優しくしなさい」と言われ続けた経験があります。
そうすると「自分が我慢しなければならない」という思い込みが潜在意識に刷り込まれ、自己犠牲をしたり周りを優先して自分の意思を出せずにいてしまうのです。
NOが言えずにイエスマンになってしまっているのね
そのように過去の自分によって今の自分に制限がかかっている状態なのです。
幸せになるためには制限に気がつくこと
自覚せずに思い込んでいるものは、気がついていないだけで沢山あります。これはその度に気づいて改善していくという方法しかありません。
そのためにも普段から自分の感情や心の状態、行動に注意はらう必要があるのです。
わたしも数々の制限を発見し、自分でショックを受けたり驚いたことが何度もあります。
自分では昔と比べてとても生きやすく自由になれたと感じていましたが、それでも自分の中の制限はまだまだ潜んでいました。
心の奥底に残る感情が癒えていないと、必ずその制限は何度も目の前の現実と今の自分に襲いかかってきます。
何度も同じことに苦しめられたり、邪魔されてると感じることはないかしら
私は常々「自分の幸せ」について考えているのですが、どうしても答えが出せないことがありました。
私はとても食べることが好きでとても貪欲です。
つまり食いしん坊ってことね笑
決して高級なものしか受け付けないという事ではなく、食べたいと思ったら遠方でも手に入れる。並んででも手に仕入れる人です。
そして寝ることも大好きです。時間が許す限り寝たい人で、夕方まで寝続けられる人です笑。
一年中冬眠しているクマみたいによく寝るわよね笑
ですので自分にとって幸せは「食べること」と「寝ること」のどちらであるのかと真剣に答えを出そうとしていたのです。
しかしふと気がついたのです。
なぜ自分は「どっちか」で考えているのだろうと。「どっちもでいいじゃん」と気がついたのです。
そもそも幸せ自体に制限をかけていませんか
「幸せとはこれだ」と答えを出そうとしていて、これこそ自分では気がついていない「制限」だったのです。誰になにかを言われた訳でもないですし、そもそもこんなことを考えていられること自体が幸せなことです。
幸せとは「こうだったら幸せ」というフレームはありません。
そうやって私たちはなぜか線引きをしたりフレームを作ろうとしてしまいますが、それこそ無意識の制限だったのです。
幸せは感じるから幸せなのです。「こうだから」「こうでなければ」などの条件も制約も一切ないのです。
私の場合は「どっちかでなければならない」「欲張りになってはいけない」という過去の私が制限をかけていたのです。
子供の頃に何かが欲しいときにどちらかにしなさい!と言われませんでしたか
過去の自分の制限はあらゆる幸せを奪う
これは色んなことに置き換えられます。
仕事も好きで、友人や恋人などとの時間も好きでも「仕事が好きだからプライベートは犠牲にしてもしょうがないよね」といって仕事人間になる人がいます。
仕事は自分を表現できる場ですので、自信や達成感につながります。しかしプライベートを犠牲にしている状態で幸せだといえるでしょうか。
「どっちかよくなればどっちかが悪くなる」という考えを持っている人は少なくないと思います。
人生は紆余曲折だ、人生は苦しいものだ、波瀾万丈だという言葉を聞かされ続けた人は特にそうなる傾向にあります。
つまりそれも過去の自分に制限をかけられてしまっているのです。
子供が好き、育児も大変だけど楽しい。でも子供がいるから仕事をやめるか楽な仕事に転職するしかないという人もどちらかを優先し、どちらかを捨てるという制限をかけてしまっています。
それは本当に自分が望む姿でしょうか。
育児は大変だから仕事はセーブするのが当たり前、働いたら子供がかわいそうなど過去の自分が周りから聞かされてきた言葉通りに行動しているのではないでしょうか。
「仕事とプライベートの両立はうまくいかない」という思い込みもそうです。
私は「人生は自分が引き寄せてきたものでできている」といつもお伝えしていますが、過去のあなたがそう思い込んできたのならそういった現実がやってくるのです。
しかしそれが今のあなたが望む現実でしょうか。
過去の自分の制限を優先して、今の自分の幸せを無視していませんか。
人生は自由です、私たちは誰もが自由です。どう生きたいかは自分が決められますし、何を選ぶかも自分で決めることができるのです。
誰にも止められていないし、いつでも私たちは自由だったわ
そのことに気がついたのなら、あとは自分の過去の感情を受け入れることです。思い返すと辛かったり苦しかったり悲しかったりとネガティブな感情が溢れて「ウッ」となるかもしれません。
しかしそれをまた無視したり拒否や否定をしてしまえば、あなたは過去の自分にずっと苦しめられてしまうのです。
過去の自分が感じたことには第3者が絡んでいる場合がほとんどですが、その相手に対して恨みや怒りを感じてもそれも受け入れること。当時の相手を無理に理解しようとしなくて良いです。
ただ過去の自分の感じたことを「そうだったんだ」「そう感じていたのだ」「辛かったんだね、悲しかったんだね」と認め、受け入れてください。
そうすると過去の自分の制限は外れ、あなたは自分の望む方向へと進むことができるのです。
終わりに
・あなたは自分の生き方に遠慮をしていませんか。
・過去の自分の制限に支配されて今の自分が喜ぶこと、望むことを押さえつけてしまっていませんか。
それでは幸せからどんどん遠のいてしまいます。
あなたが生きているのは今の自分です。過去の自分ではありません。制限がかかっていることに早く気がついてください。
そのためにはまずは今の自分の心と向き合い、何を求めているのか何を感じているのかを知ることです。
今のあなたは幸せだと感じられていますか。
制限をかけているのは間違いなく過去の自分です。過去の自分を癒し解放してあげないと、いつまでもあなたの人生には制限がかかったままになります。
物事はシンプルにできています。複雑に感じるのであれば必ず自分の中に原因があるのです。私たちは自分を幸せにできる力を持っています。
あなたは自分の幸せを叶えようとしていますか?過去の自分の制限によって今の自分の幸せが遠のいてしまっていることに気がついていますか。
制限があればあるほど身動きが取れず生きづらく、心から幸せを感じることはできません。
自分を解放するために過去の自分の制限に気がついてくださいね。
制限を解除して心ゆくまで人生を楽しみましょ!
風羽 玲亜
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