私の実体験

幸せになりたいと願っても叶えられない人の特徴

悲劇のヒロイン

誰しも幸せになりたいと望んで生きています。自ら不幸な人生を望んだり選ぶ人は少ないでしょう。

過去の私も幸せになりたくて必死でした。頭の中はいつも幸せになることでいっぱいで時間さえあればいつも幸せについて考え、出来ることは全てやり尽くしていました。しかしなかなか現実は変わらず、決して幸せな自分になれたとは言えませんでした。

それはなぜか。

どこかで被害者意識が強かったせいだと思います。原因が外にあり自分自身に問題があるとは思えず、本当の意味で変わろうとしていなかったのだと思います。こんなに行動しておるのだからきっと変われるはずだと思い込んでいたせいもありますが、悲劇のヒロインのように「かわいそうな自分」に酔っていた部分もあったのだと思います。

行動でいかに変わろうとしていても根本から変わろう、変えようとしなければどんなに行動し、どんなに知識をつけたところで何も変わらず、変われないのです。

人間関係の悩みにおいても同じです。出会う人みんな自分を傷つけてくる、付き合った人みんなに酷いことをされた、酷い別れ方をした、転職してもまたいじめてくる人がいる。そのように悩んでいる人は多いかもしれません。

しかし、それは果たして100%相手のせいでしょうか?

付き合っている人やパートナーに対してもいつも不満を言っていたり愚痴や悪口を言う人がいます。それを言うことで自分の評価を落とし、自分の人生をさらに悪化させていることに気がついていない人が多いように思います。

相手に不満があると言うことは同じようにあなたに対しても不満を持っている可能性が大いにあります。相手は自分の鏡でもあり、あなたの心のあり方は人間関係においても必ず大きな影響を与えているからです。

そして相手と関係を持つことを選んだのは他でもないあなた自身です。愚痴や不満を言うということは自分も相手と同じような人間だと周囲に言っているようなものなのです。

ここに気づかずにこのような行動をとっている人は割と多いように感じます。だからいつまでも心から幸せになれないのだと思います。どこかでその状況を望んでいる自分がいる、そのままの自分で良いと望んでいるのです。

原因はどこにあるのか

今の人生を変えたい、心から幸せな人生を手に入れたいと思うのなら自分自身を見つめ直し、自分を変えていくことです。

なぜか人は原因を外に見つけようとし、人間関係に悩めば相手を変えようとします。しかしそうしたところで相手は変わらないですし、その相手と離れ別の人と関わるようになったとしてもあなたはまた同じような問題で悩むことになります。

職場を変えたり環境を変えたり、住む場所を変えることも少なからず効果はありますが、自らをまず変えようとしなければまた同じ問題で悩む可能性は大いにあります。

いつも人のせいにばかりしている人にも同じことが言えます。

その人も心のどこかでもしかしたら自分に問題があることに薄々気がついているのに自分を見ようとしなかったり気がつかないふりをしているのかもしれません。しかしそんなことをしても結局自分が変われていないのですから、ずっと何かのせい誰かのせいにして不幸な人生を送り続けることになるでしょう。

このことを誰かが指摘してくれる訳ではないので、自分で気がつき変わろうとしない限りその問題は一生付き纏ってくるでしょう。人や周りのせいにして自分のせいだと気がつかない人には同じようにあなたのせいにする人が現れてくるでしょう。本当に仲が良いとあなたは思っていても相手もあなたに不満を持ち、裏であなたのせいにしているかもしれません。

シンプリストの気づきを得た瞬間

これも恥ずかしながら過去に私が経験したことです。当時とても仲が良くなんでも話せるような友人がいました。しかしその人が私が悩んで話したことを他の人にも面白おかしく話して笑いものにしたり馬鹿にしていたことを知りました。

当時はとてもショックでしたし相手のことを恨みそうにありましたが、その時に自分自身に問題があることに気がついたのです。

自分では誰よりも行動している、だから私は必ず幸せになれるはずだと思い込みながら、自分が幸せになれないのは自分の外側にあるもののせい、関わる人や出会う人のせいだと思っていたのです。相手や周りの不満を言うこともしていましたし、そしてかわいそうな自分に酔っていました。

だからそんな嫌な気分にさせるような人と関わりをもち、傷つけられたのです。

その時の自分の考えや発言を思い出してみてもその相手と同レベルような人間だったなととても反省しています。

人生は自分で変えることができます。しかし望む人生にしたいのならそれを実現できる自分になれなければ叶えられないということです。

同じような問題に悩まされている、いくら行動しても変わらないと感じる方は自分に問題がないかしっかりと向き合ってみてください。

私がなぜシンプリストのあり方を提唱しているのかというと、まさに今日お話しした経緯があったからです。

物事は非常にシンプルで、複雑にしているのは自分自身に原因があると気がついたからです。

自分が変われば面白いように人生は変わります。外側を変えよう変えよう、変われ変われといくら念じて願っても何も変わらなかったのに、簡単にするすると変わっていったのです。内面が変われば必ず外面が変わります。

自分が変わると不思議と顔つきも変わり使う言葉も物腰も変わります。そしてますます幸運体質になり、人生を想像以上のものにすることが出来るのです。

「人生を変えたければまずは自分が変わること」を是非意識してみてくださいね。

風羽 玲亜

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