大半の人間が自分を知ろうとしていないから幸せじゃない事に気がついていますか

どんなに頑張っても幸せになれないと思っていませんか

突然ですが「あなたは今幸せですか？」

こう聞かれてすぐに「はい！幸せです！」と嘘偽りなく胸を張って言えるのならば、そっとこのブログを閉じて下さい。

しかし、そうではないのなら是非このままブログを読み進めてもらいたいと思います。

私は過去に幸せになりたいと「幸せになる方法」を片っ端から試し、365日一日中幸せになる方法を模索していました。

とにかく毎日幸せになりたくて必死に頑張って生きていました。

しかし何をするにも事態は変わるどころか悪化するばかり。

ついには孤立し、生きることを諦めた方が楽なのではとすら思うようになりました。

体調は悪くなり休みの日は一日中引きこもってほとんど寝て過ごすようになり、生きている意味をも失い、ついには絶望をしました。

しかし今は当時では考えられないほど、生きやすく幸せな毎日を過ごせています。

あなたも当時の私のようにどんなに頑張っても自分は幸せになれないのではないかと思っていませんか。

なぜ私がそんなどん底な人生から幸せな人生へと変えることが出来たのか。なぜそこまで頑張っているのに幸せになることができなかったのか。

今日はそんな苦しい毎日を過ごす人でも幸せになれる方法についてお話をしたいと思います。

幸せに生きるために真面目に頑張った先に待っていたものとは

なぜ努力をして頑張っているのに、幸せどころがどんどん最悪の人生になっていってしまったのか。

それは幸せになるために一番大事なことが見えていなかったからです。

幸せに生きたいと必死だった時の私は、本当に何をしてもその苦しい現実を変えることが出来ず毎日が生き地獄のようでした。

そうやって苦しんだ結果、最終的に絶望しついに自分で自分が何が好きで何をしたくてどう生きたいのか全くわからなくなってしまったのですが、実はそこからが本当の生き地獄が待っていたのです。

当時の私は自他共に認める超真面目人間でした。

良いと言われるものは素直に取り組み、大人や周りから言われるものが正しいと思い、世の中に当たり前と言われていることが当たり前なんだと思っていました。

そうやって日本の常識や日本の教育の影響をもろに受けて、はみ出すことよりつねに真面目で優等生を目指すような人間でした。

宝塚では毎年上層部と個別面談があり、その時にも「君は真面目すぎる」と言われた程でした。

当時はその真面目さが私の大きなコンプレックスとなり、苦しんだ時期もありました。

そしてそんな真面目さがどんどん拗れていき、最終的に思い込みが激しく傷つきやすい人間へと変わっていってしまいました。

こうするべき、こうあるべきという呪縛にとりつかれ、自分には何で何もないのかと自己否定が止まらず、自分に対して無価値感を強く抱くようになりました。

その時の私の頭の中は毎日のように

と思っていました。

毎日毎日イライラして自分にも周りにも起きる出来事全てにイライラと不満でいっぱいでした。

当時の自分の写真を見返してみると目は吊り上がり目に光はなく、笑っているのに心から笑えていない青白い顔色の私がそこに写っていました。

まさに心の状態が顔つきやオーラにそっくり表れていました。胸の辺りに激痛が走り、脂汗が止まらなくて夜中に救急車を呼ぼうかと思ったことが２回ほどありました。。。

なぜそこまで苦しい人生になってしまったのか。

それは周りのことばかり気にし、周りばかりを優先して、一切自分に意識を向けていなかったからでした。

自分を生きづらくしていたのはまさに自分だった

先程お伝えしたように私は優等生を目指すような真面目な人間でした。

それがだんだんと拗れてこうあるべき！これが正しい！という生き方しかできなくなっていたのです。

その根底には優秀な人になる事が正しい、真面目や優秀が良いことだと子供の頃から教育されてきたことがあり、それがいつの間にか私の中で強い思い込みへと変わっていったのです。

確かに不真面目より真面目な方が良いでしょう。

しかし私の場合は真面目が拗れて融通の効かない真面目すぎる生きづらい考え方しか出来なくなっていたのです。

このねじ曲がった思考によって私の人生は苦しく幸せじゃないものへとどんどん変わっていってしまったのです。思考は現実化します。私はそれを身をもって経験していたのです。

私は自分で自分の思い込みや考え方に苦しめられ、そうやって自分の本当の気持ちや望みを知ろうとすらしていなかったのです。

いつの間にか他の誰かが言った事やこれまで教育された事で作り上げられたレールの上をただただレールから落ちないように必死に走っていただけだったのです。

しかし多くの人が疑問を持たずに同じように生きてしまっているのではないでしょうか。

大半の人間が知らない幸せに必要なこと

私たちが幼い頃というのは習ったことや見聞きしたものを取捨選択できるほど、経験も知識もなく大人たちがいうことが絶対かのように生きてしまっている部分が多くあります。

しかしその頃に染みついた誰かの常識や誰かの経験値での話が、自分の中での常識や基準となってしまい本来の自分の望みや能力、可能性までも潰してしまい兼ねないのです。

残念ながら私たちが子供の頃に教わった教育や影響というのは生きる上で役立つこともありますが、幸せに生きることに役立つかというのはまた別の話になるのです。

実際に幸せに生きるために必要なことについて、わざわざ授業で習ったことがある人はほぼいないと思います。

人へ優しく思いやりを持ちなさいとか、わがままはダメだとかそういった事を習ってはいても、自分を大事にしなさい。自分の心と向き合いなさい。と習ってきた人は非常に少ないと思います。

そうやって自分よりも周りを気遣うこと、自分の欲を抑えること、控えめでいることが善とされるような教育を受け続けることで私たちはどんどん自分との対話をする機会を失い、路頭に迷いやすくなってしまっているのです。

だから最終的にレールから落ちて絶望した私も、何を指針にどう生きたらいいのか分からなくなってしまっていたのです。

必死に頑張っていた自分から自分らしくありのままに生きる自分へ

あんなに真面目に必死に頑張っていたのにどんどん幸せじゃなくなっていたのは、自分を知ろうとせず「自分」を生きていなかったからだったのです。

必死に生きていた時は健康に気を使ったり自分を労る事はそっちのけで、とにかく周りを気にして幸せになる方法を探すために必死に外に目を向けていました。

しかし絶望して空っぽになってから人間らしい生活を始め自分を大切にし始めてから、どんどん見える現実が変わっていきました。

あんなに周りばかりを気にしてイライラしていたのに、それよりも自分がしたい事を優先して自分で自分を満たすようにしていったら全てがうまくいくようになりました。

当時は人間関係が最悪で最終的に引きこもって誰とも会わなくなるようにまでなったのに、かけがえのない親友が出来、愛する夫と出会い1年後には結婚し、自分の家族とも義両親ともとても良い関係を作る事が出来ています。

憧れのエリアの住みたい家に住む事が出来たり、行きたい国に旅行したり、臨時収入が入ったり、突然プレゼントがきたりと数えきれないほどの幸せな引き寄せが当たり前に起きるようになりました。

大半の人間が自分を知ろうとしていないから幸せじゃない

苦しんでいた当時の私は、人は必死に努力して頑張らないと幸せにはなれないと思っていました。

しかしそれも全て思い込みだったのです。

ありのままの自分を知り、自分の本当の望みを知る。そうすれば引き寄せが起きたり助けてくれる人が現れたり、努力せずとも頑張らなくても自然に自ら必要な行動をとるようになっているのです。

幸せになるために不要だったことは頑張る事、無理や我慢をする事、周りやこれまでの常識や教育からきた思い込みです。

辛くても大丈夫、悲しくても大丈夫なふりをしたり見栄を張ったりかっこつける自分も全て手放しました。だからこうやって赤裸々に当時のボロボロの私の様子をブログで公開できるようにもなりました。

またそうやって過去の苦しんだ私を否定したり隠すのではなくありのままに受けいれることで、今が1番私らしく幸せに生きる事が出来ています。

これまで必死に握りしめていたものを一気に手放すことで、私はやっと本当の幸せを叶える事が出来たのです。

最後にあなたに問います。

幸せになるのは誰にでもできる事です。

当時の私は全く信じられませんでしたが、それでも必ず幸せになれると私は身をもって知る事ができました。

あなたの本当の姿はあなたしか知る事は出来ません。あなたが知ろうとしない限り、本当のあなたには誰も出会うことは出来ません。

幸せに生きたいのなら、他の誰かや周りを見るのではなくぜひ自分と対話して自分を知る事から始めてみてくださいね。

風羽　玲亜