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誰かの期待に応えるために生きているわけではない

褒められて生きる

あなたは昔からよく誉められて生きてきましたか?

子供の頃によく誉められることをされてきた子は、誉められたくて頑張ることを覚えます。それが段々と「頑張れば親が褒めてくれる」「喜んでくれる」と刷り込まれていきます。

しかしこれがいつの間にか「誰かの期待に応えること」が自分の生きがいとなってしまい、自分の意見や気持ちを無視して一生誰かの期待に応えるような生き方をしてしまう恐れがあると思います。

確かに自分のことだと私達は隙あらばサボったり怠けようとしてしまいます。

その根底にはサボったとしても困るのは自分しかいない、他に誰にも迷惑をかけているわけでもなければそれでも生きていけるからという思いがあるからだと思います。人を巻き込んで物事に取り組む方が成果を出しやすいというものも勿論あると思います。

しかし生き方、人生に関して常に人を巻き込むわけにはいきません。私達は必ず対人関係の上で生きています。しかしその時々関わる人も変わりますし、四六時中誰かと片時も離れずに生きているわけではありません。特に自分の生き方は自分で決めていかないといつまでもふらふらとして「幸せだ」と実感できるような人生にはなりません。

誰しも幸せに生きたいと思っています。自分の理想の人生にするためには心の声に従い、本当の自分の求めるものを明確にしていく必要があります

それなのに自分ではなく誰かの期待に応えてばかりでは他人が作りあげた勝手なあなたの人生になってしまいます。

人生は他人ではなくあなたのもの

あなたが「誰かのために人生の全てを捧げて生きたい」と心から思うのならばそれがあなたの真の願いであるので良いと思います。しかし私たちには心があり、人生は他人のものではなくあなたのものです。

いつまでも他人の期待に応えるような生き方が本当にあなた心からの願いでしょうか。

何か凝り固まってできてしまった正義感や思い込みでそのように考えてしまっているだけではないでしょうか。

誰かの期待に応えて生きることに慣れてしまっていては他の生き方になかなか気づくことは出来ません。もちろん周りから感謝され、認められたり称賛されることは自尊心を高め、社会貢献や様々な良い点はあります。

しかしそれだけに生きてしまうと自分の本当の思いや願いには一生たどり着けずにいつしか「あの時にこうしておけばよかった」と悔いが残るのではないでしょうか。

他人ではなく自分が認めてあげる

心からの願いかどうか見極めるためにも是非誰かの期待に応える為と考えるのではなく、あなた自身がどう生きたいかを軸にして考えてみてくださいね。

どこかであなたの過去に消化しきれなかった感情があなたの行動や思考に影響している可能性も大いにあります。幼い頃に褒めてもらえなかったことが心のどこかにずっと残っており、大人になってから異常なまでに周囲に褒めてもらいたくて承認欲求の塊になってしまうことというのはよくある話です。

あなたが認めてもらうのは「周り」ではなく「あなた自身」に認めてもらうことが一番大事であると思います。

あなたは自分自身を認めていますか?認めるというのは受け入れるということです。

ありのままの自分を知り、その自分を認め愛して大事にすることができなければ、あなたはずっと外側のもので自分を認めさせようとしてしまいます。

それが永遠に「誰かに褒めて欲しい」「認められないと生きていけなくなってしまう」理由ではないかと思います。

あなたはありのままの自分を理解し、受け入れ認められていますか?自分を見ないようにしていたり、自分を否定していませんか?そうしてしまうとあなたは心から幸せな人生を手にするのは難しくなってしまいます。

誰かの為、ではなく自分の為にどう生きたいのかを考えてみてくださいね。

風羽 玲亜

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