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外部環境に頼らない自分になることで幸福度は増す

人への判断基準の中に自分に感じている部分が潜んでいる

あなたは人を見る時にまずどこでその人を判断するでしょうか。

外見?服装?趣味?仕草?表情?学歴?今の職業?兄弟や家族関係?出身地?

この判断基準は人それぞれだと思います。

私は人に対しての視点や判断基準というのは、間違いなく自分自身に対しても感じている部分が潜んでいると思っています。

例えば結婚や交際相手として相手を見たときに、見た目に自信がない方は相手の外見を重要視します。これは見た目の良い人を選ぶとは限らず、自分と同じレベルくらいの人を選び、自分が劣等感を感じないようにしたりする場合もあります。

また家柄を重視する人は自分の家柄を気にして生きてきた人です。そこに自信があるか、はたまた自信がなくコンプレックスに感じて家柄の良い人を選ぶ傾向にあります。

このように面白いように自分の中にある判断基準から、自分の中のコンプレックスや自分に対して何を感じているのかを知ることが出来るのです。

外部環境よりも重視すべきこと

「外見よりも内面を重視しなさい」という言葉はあながち間違ってはいないと思いますが、人生を幸せなものにしたいのなら間違いなくこのように外見つまり外部環境は関係なく自分そのものを受け入れることが何よりも大切だと思います。

自分のスペックにコンプレックスを強く感じている人程、例えば結婚相手や交際相手にハイスペックを求めがちです。

その姿は自分に欠けているものや足りないものを相手で補い、それで自分もハイスペックになったかのように勘違いしているに過ぎないのです。

しかしそんな外付けのもので深い人間関係が築けるのか?というとそうではありません。

今の世の中に安定というものはありません。どんな職業であれ倒産したり失業したり、事業がうまくいかなくなる可能性は大いにあります。突然病気や事故に遭い十分に働けなくなる可能性もゼロではありません。そうなった時にスペックなど外付けの部分だけで一緒にいる相手と、それを乗り越え強い人間関係を構築することはできるでしょうか。多分そうなった時点で関係解消になりかねないのではないかと思います。

生きていく中で一番大事なのはどんな状況になろうともやっていける力、自分を信じぶれない強固な自分でいることです。相手ありきではなく、まず自分自身と強いパートナーシップを築けているのかどうかなのです。

私たちの幸せはどこにあるのか

どうしても私たちは幸せになれるものが自分以外のもの、外のどこかにあると思いがちです。それが一緒にいる相手に対してであったり、地位や名誉を手にすれば、大金を手にすれば幸せになれると信じ込んでいます。

ですが本当にそうでしょうか。

自分が自分を受け入れない限りあなたはずっと自分に足りないものを外に探し続けて、いつまでも心から満たされずにずっとコンプレックスに悩まされながら生きていくことになるでしょう。

たとえ何かを手にしたりどんなにハイスペックな相手と一緒になれてもそれは変わりません。手に入れた瞬間は幸せだと感じるかもしれませんが、時が経てば必ずあなたの中の満たされない部分がどんどん積もり積もっていつしか爆発していつまでも満たされない現実が続いていくことでしょう。

また常に外に目が向いている人は必要以上に人と自分を比べがちです。自分を受け入れられていない人は常に自分に対して劣等感を持ち自分にないものばかりに目がいき、人が持っているものばかりを欲しがり、一生そのように第3者に振り回されながら生きていくことになるでしょう。

このような姿があなたは幸せだと思いますか?

きっとそんな姿は望んではいないと思います。

自分を受け入れ自分とパートナーシップを築くこと

自分を受け入れ自分と強固なパートナーシップを結べば、必要以上に自分と人を比べることはありません。外部環境に惑わされずに自分の良いところをどんどん知れるようになり、少しずつ自分を好きになり受け入れられるようになります。そうすることで自分が本当に望むもの、そういったものがはっきりとわかってくるのです。

相手は自分の鏡です。

もしあなたが外見やスペック重視に生きているのなら、同じようにそこを重視する人間があなたに寄ってきます。あなたはその人とお互いの価値観が合うと感じるので話が合うと感じると思います。しかし果たしてその先にあなたが本当に望む幸せな未来があるのか今一度しっかりと考えてみてください。

スペックを重視しているということは、もしあなた以上のスペックの人が現れたらあっさりあなたから離れていく可能性が十分あり得るということに気がついてくださいね。

まずは外部環境に頼らない自分になる事で相手に対しての見方もガラッと変わります。その時に重視する部分が本当にあなたが望むものであり、あなたの望む幸せな未来に必要であり大事な事だと感じている部分なのです。

そうする事で必要なものだけを選び取り、人生をどんどん幸せなもので満たすことが出来るのです。

終わりに

もしあなたが外部環境を利用したいと考えるのなら、なりたい自分に近づけるように外部環境を利用することは大いに推奨します。

というのは人はよくも悪くも外側の影響を強く受けます。自分の理想像があるのならもうすでにそうなったかのように振る舞うことや外見を近づけてみる。ロールモデルとなるような人達と関わったり、イメージしやすいように高級ホテルで過ごしたり理想の過ごし方をしてみる。このように外部環境をうまく利用して自分の潜在意識に働きかけることは良い行動だと思います。

しかしこれも自分を自分で深く理解し、かつ自分の心が満たされた状態でないと効果を発揮しません。これもその時は高揚感や充実感に満たされると思いますが、それは一時の感情であり、すぐに劣等感や自分に足りないものに目がいき満たされない感情がどんどん大きくなっていまうだけだからです。自分自身を受け入れられていないままこのような行動をとっても、結局それは自分の幸せを外部のもので満たそうとする行為となるだけなのです。

あなたの価値観、判断基準はどうですか?あなたは自分自身を受け入れ、自分と強いパートナーシップを結べていますか?

自分を幸せに出来るのは自分です。

まずは外部環境に頼らず、確固たる自分として生きていくことであなたの望む以上の幸せな人生を手にすることが出来ると思いますよ。

風羽 玲亜

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