私の実体験宝塚

枠を広げることは人生の豊かさを広げることになる

自分の枠を思い知った時

あなたはファッションやおしゃれに興味はありますか?ファッションやメイクにハマる方は沢山いると思います。

私自身これまでの人生でハマりにハマった物、それが宝塚でした。

宝塚に入ると男役と娘役に分かれますが、私は背が高く男役に憧れて入ったので、髪を短くし男役ファッションに身を包んで常にタカラジェンヌらしさを意識して過ごしていました。

TVなどでの情報ですでにご存知の方も多いと思いますが、男役はオフでもスカートを履きません。常に宝塚歌劇団の一員だという意識を持ち、ファンの方の夢を壊さないことが暗黙のルールでした。

ですので、私もスカートは一枚も持ってしませんでしたし、女性らしさを感じるような服も持っていませんでした。

宝塚は非現実的な世界であり、男役はもちろん娘役でも世間一般の服装や髪型からは逸脱した格好をしています。髪の毛の色はほぼ金髪ですし、今時ギャルでもそんな髪色はしません。男役はいかに男っぽく、かつ宝塚らしさを感じるようなパンツスタイルですし、娘役もより可憐で清楚なものを選んで着ています。

娘役も男役も髪型は今時のゆるふわヘアーではなく、スプレーでガチガチに固めて稽古の邪魔にならずに役柄に沿った髪型を徹底しています。

今でも娘役さんの髪型の素晴らしさには感心するほどです。人にやってもらうのではなく、全て自分で行っているのです。タカラジェンヌが「タカラジェンヌ」として見られるのもそういったセルフプロデュースの力がかなり大きいと思います。

私は宝塚歌劇団に約12年ほど在籍し、退団しました。高校中退から男役として身につける物を選んでいたため、自分に合った女性物に関して全くの無知でした。つまり「私の中でのファッション」というのは「タカラジェンヌという枠」でしか考えられなかったのです。

迷走していた時に出会った救世主

洋服やメイク、髪型ひとつでも何が良いのか全く分からずとても迷走しました。

何が流行っているかも分からなければ、何が似合うのかも分からない。女性ものというと頭に浮かぶのは身近にいた娘役さんたちの身につけていた服やアクセサリーや髪型です。

そうしてしまうと俗世間からずれたものになってしまい、ファッションに関しては本当に苦労しました。メイクもこれまで男役を意識したものだったので、女性らしく素顔に似合うものも分からないし、厚塗りに慣れていたためにメイクを意識すればするほど濃くなっていき大変なことになっていました。

雑誌を見たり、ネットを見たりコスメカウンターに行ってもどれもしっくり来ずに路頭に迷った時にとても助かったのが、パーソナルカラー診断でした。

友人の紹介で教えてもらったのですが、合わせて骨格診断もしてくれるもので私の救世主となってくれました。

今となってはブルベ、イエベ、骨格ストレートなどという言葉は頻繁に聞くようになりましたが、まだまだ浸透する前にやってもらいとても良かったと思います。

それまではシュッと見えるように黒をよく着ていましたし、柄物やパステルカラーなどは敬遠していました。その時は気に入った色としてアースカラーやオータムカラー系(カーキやカラシ色)をよく身につけていたのですが、なんとパーソナルカラー診断では一番似合わない色でした。

私の場合、アースカラーやオータムカラーを特にトップスに持ってきてしまうと顔色がくすんで老けて見えてしまうものだったのです。似合う柄や柄の大きさ、同じ白でも黄身がかった白なのか真っ白なのかでも顔写りは見違えるほど変わることを知りました。

宝塚では自分の肌色を意識するのはみんなと同じ肌色のトーンに見えるように舞台用の化粧品を研究する時だけだったので、服によっての顔写りを意識したことなど一度もない私にとっては衝撃の連続でした。

パーソナルカラーは実際に顔の下に何枚もの色んな色の布を当てて見てもらえるので自分の目で効果をはっきり確認できるのがとても良い点だと思います。

見た目は名刺

聞くだけや知識だけでは何も役には立たず、やはり何事もやってみないと分からないなとつくづく実感しました。

骨格を見て体が綺麗に見える洋服の種類や形を教えてもらうのもとても助かりました。老けて見えたりスタイルが悪く見えてしまうのはいくら着心地が良くても台無しにしてしまうことだと思います。

心地が良いものを身につけることで心地の良い人生を引きつけることになります。その上で自分に自信が持てるようなものはさらに素晴らしいものを引き寄せてくれます。着心地が良いからといってボロボロのヨレヨレになったものを身につけてしまっては見窄らしく、そういった印象を人に与えることで運のチャンスを狭めることになってしまいます。

常に他人の目を意識しすぎる必要はありませんが、少なからず自分に似合ったファッションをしている人というのは街中で見かけても素敵な人だとあなたの目にも映るでしょう。人は見られる意識でさらに綺麗になりますし、自分を正すことにつながります。

見た目は名刺とも言われます。見た目を整えることは人に好印象を与え、それが自分の自信へとつながります。

洋服が素敵に見えるように、さらに自分が素敵に見えるように姿勢にも気をつけたり体型にも気をつけるようになるかもしれません。見た目に気を配るというのは自分を大事にし、自己価値を上げることにつながるのです。

パーソナルカラーを通して見た目の大事さと奥深さを知り、これまでの私の中の枠を大きく広げてくれたきっかけになりました。

人生の豊かさまで広がった

今までの自分では絶対にトライしなかったような服にも挑戦するようになりましたし、男役ではなく女性としてファッションを楽しめるようになったのです。

楽しめることが増えるということは人生での豊かさが大きくなるということです。

宝塚しか頭になかった私の中でこうした楽しめるものが次々と増えていき、挑戦しなければ決して得られないものであり、何事もやってないと分からないということに改めて感じる機会となりました。

人は自分のことが一番理解できていないと言われています。憧れの人のメイクやファッションを真似しても良いと思いますが『自分自身の素材を生かすこと』これこそ自分の価値を高め、自分らしい人生を作り上げる力になると思います。

このように枠を広げることで自分の力で人生の豊かさまで広げることが出来ます

ファッションに関することだけではなく、色んなことでこのような機会をぜひ増やしてほしいと思います。その為に世の中の色んなサービスを利用するのもとても良いと思います。客観的に自分を見てもらうことで自分自身でより自分を知ることが出来ます。調べてみると意外とこんなサービスがあるんだと思うようなものが今は沢山ありますし、誰かに相談しているうちに良いものを教えてもらうこともあるかもしれません。

これまでの自分の思い込みを外し、枠を広げることであなたは人生の豊かさも手にすることができるのですから。

風羽 玲亜

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